ナガミヒナゲシの現状

街中いたるところに咲いています。

街路樹の下
写真
徳山駅の構内
写真
土のない溝の中まで…
写真
植え込み
写真

春の時期は、あちこちがオレンジ色の絨毯のような花畑になってしまいます…


ナガミヒナゲシの拡がり

市街地には拡がりすぎて、どうしようもないのか?

ナガミヒナゲシの実
写真
このくらいの色になると、種はすでにかなり散っています。景観上も見苦しくなります。
「ナガミ」という名前は、実が長いから付きました。 「ケシつぶのような」という比喩表現があるように、ものすごく小さい種が、長い実にびっしり詰まっています。 どのくらいの数の種が撒き散らされるのでしょう?

写真

写真

凄く小さいサイズの群落。 花の高さは1cm〜3cm。 1cmの花にも実がなり、種ができます。 気が遠くなりそうな話です・・・ 花を愛でた後は、種ができる前に取り除くか、抜いてください。


写真

ナガミヒナゲシの防除

防除した場所は、翌年の出現を継続調査しています。

今の時期の芽(ロゼット)
どれでしょう? よく見ると、判ってきますが・・・


外来植物の防除は・・・ 早期発見早期治療!!

すべてをなくすのは難しいと思います。でも、まだまだ市内にも生えていない所はたくさんあります。早期発見早期治療!!侵入したての時に、除去することで、拡散を防げます。

コンクリートの壁に…
写真

去年はこの場所はこんなにいなかった。
大きめのロゼット(判りやすい) 写真

そんなに根がはっていないので、簡単に取れます。

周南市東川
写真
河川敷に落ちると、種が 下流に流されることで拡がるため、特に注意が必要。 まだ、数箇所だけなので、継続して見張っています。

車などにくっついて侵入してしまった「ケシつぶ」が、花を咲かせても、最初の1本を取り除いて、種の拡散を防ぐことで「増殖」しないで済みます。今後は、里地里山・自然公園などへの侵入を防いで、景観を大切にする必要が‥